目次
サンタンデール銀行のATMでのトラブル
マレコンバスターミナル(Malecón)の近くにいくつか銀行が点在している。
その中の1つ、バンコ・サンタンデール(Banco Santander)へ行った。
サンタンデール銀行は、スペインでは最大の商業銀行グループである。
2台のATMの機械があったが、カード挿入口がなぜか2台ともスカスカしている。
・・・なにか、いつもと違う感じだ。
カードが機械内部に落ちると怖いので、そのままゆっくり真っ直ぐにカードを入れると、突然カードがガチャンと挟まれた。
斜めにがっつりと挟まり、抜けなくなってしまった!
無理矢理抜こうとするとギシギシと音がして、カードに傷がついてしまいそうだ。
銀行の中にいるスタッフに必死でアピールするが、気づいているのになかなか動いてくれない。
強めにガラスを叩いてアピールを繰り返すと、やっとさっきのお姉さんがガラス越しに近づいてくれたが、扉は開けてくれない。
「安易に扉を開くな」と教育されているのかもしれない。
ATMがカードを挟んだまま動かなくなったと身振り手振りで必死で伝えていると、お姉さんがATMの機械の裏にいるスタッフに伝えてくれたようだ。
しばらくしてから、ATMの機械からガチャンという音がし、カードが解放された。
たまたま銀行のスタッフがいたので助かったが、ATMだけの銀行やオフィスが閉まっている時間だと大変なことになる。
マレコンバスターミナル付近のバンコ・サンタンデールのATMには注意してほしい。
また、おかしいなと思った時点で機械が壊れている可能性もあるので、無理に使用するのはやめて他のATMを探したほうが賢明かと思う。
海外のATMの基本的な使い方まとめ
クレジットカードで出金(キャッシング)する方法
英語対応ATMだった場合、最初に英語を選べばほとんどの場合は手順がわかると思います。
国によっては日本語対応のATMもあります。
- 英語「English」を選択する
- 4桁の暗証番号を入力する
- 取引内容を選択する
Select Transaction「Withdrawal(出金)」 - 引き出し元を選択する
Select Source Account「credit(クレジットカード)」か「Savings(デビットカード)」 - 金額を指定する
Secret Dispense Amountの画面で100ドル単位で選択 - 現金と明細を受け取る
- 取引を続けるか選択する
Would you like another transaction?「No」を選択
テンキーの表記について
テンキーはその国の言語で書かれています。
今回のATMはスペイン語での表記でした。
ほとんどの場合、記号と色で区別ができるので参考にしてみてください。
記号 / 色 | 英語 / スペイン語 | 意味 |
---|---|---|
< 黄色 | Clear / Corrección | クリア・修正 |
× 赤色 | Cancel / Cancelar | キャンセル |
○ 緑色 | Enter / Continuar | 確認・続ける |
その他 | HelpやInfoなど | ヘルプ・情報 |
手数料とカードの種類
海外ではATMの機械(銀行)によって、手数料が様々です。
メキシコ ロスカボスでアメリカドルを下ろした時
1万円下ろすのに約1500円の手数料を取られました。
引出し確定前に手数料(fee)が表示された場合は、そのATMをやめて別の銀行のATMで試してみてもいいかもしれません。
また、使えるカードや使えないカードもあるので、何種類かカードを持っていた方が良いかと思います。
海外のATMを使う前に
この3点は出国前に必ず確認しておきましょう。
- 4桁の暗証番号を覚えておく
- 限度額を確認しておく
- トラブルがあった場合は、カード裏面のカード会社に連絡する。