【パプアニューギニア旅まとめ】
パプアニューギニア(PNG)までの経由地ということでやってきたフィリピン。
日本を3/23 9:55に出発し、フィリピン マニラに13:20着、PNGの首都ポートモレスビーには3/24 2:10発→9:20着。
待ち時間約13時間。何もせず空港で居るのも勿体ないので、急遽、 半日でサクッとマニラ市内を観光してみました!
フィリピンのぼったくりの傾向と対策もチェックしてみてください。
マニラ観光全体図
旅のルート詳細(時系列)

空港を出る前にマップを手に入れよう
時間がないため、むやみに歩き回ることはできないので、PNGへの乗り換え手続きを済ませて、空港の案内所に向かいました。
知らない土地ではまず 現地で配布している地図を手に入れましょう。
案内所によるとイントラムロスという古い町並みがある付近は、観光地で飲食街もあり徒歩圏内でも楽しめるということ。
さっそく行ってみることにしました。
まずは空港で手荷物を一時預かりに出します。
手荷物カウンターで336ペソ(約723円)を支払って簡単に預けられました。
(返してもらうときに大変なことになるとは、このときは思いもよりませんでした。)
【ぼったくり対策】空港タクシーにボラれる!
フィリピンでの主な移動方法としてはタクシーが利用されます。
ですが、ぼったくりタクシーやメーターの詐欺などが横行しているらしく、空港タクシーなら信頼できるという判断で、案内所で手配をしました。
結果、 空港タクシーは一般のタクシーと比べ、おおよそ8倍の料金 となってしまいました。
到着時、レートの計算を間違っていたこともあり、言われた料金で納得してしまいました。
タクシーを使いたい人は、レギュラーメータータクシーをつかまえて交渉することをおすすめします。
移動(空港タクシー):マニラ空港からイントラムロスへ
- 料金:2,300ペソ(約4,952円)←かなりぼったくり価格です。
- 所用時間:約50分
- 出発場所:空港バスターミナル
- 時刻表:係員がすぐに手配してくれるので、待ち時間は少ない。
- コメント:個人で拾うレギュラーメータータクシーより料金はかなり高い(メーター制なら300ペソくらい)。拾う手間はなし。タクシードライバーは日本語が出来る人だったので、観光案内をかねてレストラン街や観光地をまわって教えてくれた。
マニラ空港では2階の出国口にいるタクシー乗り場から出ています。
初乗り40ペソ(約86円)で時間や距離で料金加算。
タクシーの乗り方
- 乗る前に地図やアプリで目的地を伝える
- 走る前にメーターがリセットされているか確認
- 細かいお金を用意する(お釣がない場合が多い)
- 忘れ物をしない

マニラの街の様子。バイクやタクシーで混雑しています。
車同士も当たるか当たらないかギリギリの走行。よく見たらボコボコの車ばかりです(笑)
タクシーのおじさんオススメの海鮮料理のレストランに到着。
レストラン:SABREEN’S SEAFOOD MARKET


有名なお店らしいのですが、ランチタイムを過ぎているからか他のお客さんはいませんでした。
にぎやかなマニラの喧騒を忘れるような、落ち着いたレストランの雰囲気。
真っ白なテーブルクロスと並べられたナイフやフォーク、飾りナプキンなどでテーブルコーディネートされていて「高級ディナー」といった印象でした。
水槽のディスプレイが並ぶ、おしゃれな空間・・・と思いきや、水槽にあるものはすべて注文が可能です。
全てに100gあたりの価格が表示されており、好きな物を好きなだけ、好きな調理方法(煮る・焼く・蒸す・揚げる等)で食べられます。
さっきまで生きてたので・・もちろん新鮮でおいしい!(笑)
フライもさくさくジューシーで、味付けも日本人好みのものです。
混んでいなかったため注文してすぐに用意してもらえました。
- 住所:1190 J. Bocobo Street, Manila, フィリピン
- 電話:+63 2 521 4351
- サイト:https://www.facebook.com/seafoodmarketandrestaurant/
- 料金:上記+バターライス 食事 計2033.9ペソ(約4,379円)、すいかジュース、パイナップルジュース、ビールなど飲み物各90~105ペソ(約194~226円)
ちょっと高級なお店ですね。雰囲気がいいのでディナーにオススメです。 - 立地:観光地から徒歩圏内で便利
観光:リサール公園&チャイニーズガーデン


公園は広くて整備されているので、落ち着いてきれいな印象です。
公園への入場料は無料。敷地内には売店も並んでいます。
チャイニーズガーデンはミニチュアといった感じで狭いですが、入場料も20ペソ(約43円)と安いので、ぶらぶら散歩するのには良い場所です。
お昼ごはんを持って来れば、ピクニックなんかも出来ると思います。
- 住所:Roxas Blvd Ermita, Barangay 666 Zone 72, Maynila, 1000 Kalakhang Maynila, フィリピン
- 電話:+63 919 926 4413
- サイト:http://www.manila.ph/manila/info/rizal-park.html
- 料金:リサール公園への入園料は無料、チャイニーズガーデンの入園料は20ペソ(約43円)
- 立地:レストラン街から近い。
【ぼったくり対策】馬車にボラれる!
公園周辺の観光客をターゲットにした悪質なカレッサ(馬車)にご注意ください。
乗る際に交渉するか、高くても旅行だと思って楽しむのがおすすめです。
レート計算を間違っていたため、順調にボラれていきます(笑)
観光:カレッサ(馬車)
リサール公園周辺には馬車が客引きをしています。
有名な市内の観光地を案内して周るのだと、パネルを見せてきます。
おじさんは何を聞いても「100ペソ!(約215円)」としか言いません。
(今となってはここで交渉すべきでした。)
まあ安いし、公園散策のあとの休憩もかねて乗ってみることに。
頼んでいないのに馬車に乗っている記念写真も撮られ、いざ出発!
ガタガタと揺れ、椅子はクッション性もないですが、風を切って車道を軽やかに闊歩するのは心地がいいです。
リサール公園からマニラ大聖堂、マニラ中央郵便局、チャイナタウンをめぐってリサール公園まで。
案内もしてくれるので、乗っているだけで観光できて楽ちん。
馬車から露店市場で買い物もできちゃいます。(サングラス購入)
出発してから結構長いな~・・絶対100ペソ(約215円)じゃないだろうと怪しみ始めると、おじさんは誤魔化すように冗舌になります。
そして何故か途中で息子までピックアップ。
出発地点のリサール公園に到着。多少の値上がりは覚悟していたものの・・
「3000ペソ!安かったら息子も馬もかわいそう!ご飯も食べさせられないよ!」と馬の尻を強く叩き始めました。
息子も切なそうな顔をして無言で見つめてきます・・
さっきまで朗らかに会話していたおじさんが豹変。何?この雰囲気・・・。
時間も無かったので交渉後1,500ペソとなり、ぼったくられましたが、最初に交渉してメモをとったりしておくべきです。
- 料金:1,500ペソ(3,231円)
- 所用時間:約1時間
- 出発場所:リサール公園
- 乗車前に何人分の料金か明確に
- 移動距離(観光地)や時間を決める
- 紙に書いて証明にする
- 1時間300~500ペソが相場(渋滞注意)
- 交渉時には強気で譲らないこと
- しつこい場合はお金を置いて降りる
移動(自転車タクシー):イントラムロスからロビンソンデパートへ
フィリピンの三輪タクシー(トライシクル)で、自転車にサイドカーがついたようなもの。
イントラムロスなどの観光地にたくさん停まっています。
客引きがしつこく、歩いていると並走して「どこいくんだ?乗ってくれ」と叫んで追ってくるので注意してください。
あまりについて周るのでコンビニに一旦非難し、大人しそうなトライシクルのおじさんを見つけて乗車しました。
行き先はWifiスポットがあるロビンソンデパート。
車道を車がビュンビュン走る中、おじさんの人力で進みます。
かなり日も暮れて真っ暗の中ですが、頼りない光量のライトで車に轢かれてしまいそうで不安がつのります・・。
(おじさんが大人しいからか)特に案内などなく、最初の言い値ですんなり降車できました。
- タクシー会社:個人
- 料金:150ペソ(約323円)
- 所用時間:約20分
- 出発場所:サン オーガスティン教会付近
レストラン:マクドナルド

フィリピンといえばジョリビー(マックが絶対に勝てない国民的ファーストフードチェーン)かと思いますが、あえてマクドナルドの品質チェック。
バーガー+ポテト+ドリンクLで100ペソ(約215円)
日本と比べるとサイドメニューも安く、かなりお得感はあるので、小腹が減ったときにオススメです。
味も日本と比べて特に変わりません。
- 住所:Pedro Gil Wing, Robinsons Place Manila, Pedro Gil St. Cor. Adriatico St., Brgy 669 Zone 72, Ermita, Maynila, 1000 Kalakhang Maynila, フィリピン
- 電話:+63 2 536 3170
- サイト:https://www.mcdonalds.com.ph/
- 立地:ロビンソンデパート内(デパートのレストラン街。そのほか和風な牛丼やしゃぶしゃぶなどのお店もあり。)

そろそろ空港に向かう時間になりました。
デパート前で待っているタクシーは客引きと組んでいて怪しかったため、乗合タクシー「ジプニー」に乗ろうと大通りへ移動しました。
- 公共のバスやジプニーは料金が決まっていて激安です。(20ペソなど)
- 決まったバス停は無く、停まっているところで乗れます。
- バスの側面に行き先が書いてあるので、地図で確認しましょう。
- 満員にならないと出発しない場合もあります
- どこでも降りれますが、下車場所で叫ばないといけません。
タクシーをつかまえて空港へ向かいます。
移動(メーター制タクシー):ロビンソンデパートからマニラ空港へ
- タクシー会社:個人
- 料金:300+チップ40ペソ(約731円)
- 所用時間:約30分
- 出発場所:ロビンソンデパート前
空港でのトラブル発生
なんとか無事にフライトまでに空港到着。
これで安心・・と思いきや、深夜だからか手荷物を預けたカウンターが閉まっています。
無人です・・・。
空港カウンターに聞きに行くと
「係の者は休憩時間ですので、わかりません。他のカウンターへ聞いてください。」
2箇所をたらい回しにされ、急遽来てくれた手荷物カウンターの方に荷物を出してもらいました。
なんとも海外らしい事件でした。
まとめ
安い料金で提示し勝手にサービスをしたりして、 最後には値段を釣り上げようとすることが非常に多い ので、あらかじめ交渉しておくべきです。
タクシードライバーも、会社から車を借りて働いているので、ぼったくらないと元が取れないそう。
あまりに無理な交渉はせず、旅行だと思って、納得いく料金で楽しめるようにするのもありかと思います。