こんにちは!仲間で中南米世界一周中のいざぽんです。
今回はこれから旅に出ようと思っている、バックパッカー初心者さんのための持ち物をまとめてみました。
実際に旅をしている僕らのバックパックやサブバックの紹介、基本の持ち物チェックリストをのせていますので、是非活用してくださいね!
バックパッカーの持ち物
まずは基本となるバック類から紹介します。
バックパックに荷物を詰めていくとどのくらいの大きさになるの?と思いますよね。
実際の僕らの基本装備を写真でご覧下さい。
基本装備
まずは1ヶ月の旅を予定している仲間のバックパック&サブバッグです。
次に5ヶ月間の旅を予定している僕のバックパック&サブバッグです。
- 僕の場合は、一眼レフカメラ、レンズ3つ、三脚、ハードディスク、バッテリー、ノートパソコンなど、電子機器だけで10キロ近くあります。
- 特に南米は標高が変わるので、夏服・冬服ともに常に必要なので、どうしても衣類の量が増えます。それがなければ、20キロ以内に抑えることが可能です。
旅の期間や気候、男女によって差はありますが、このように大荷物を担いでの移動になります。
ですので、安全面や健康面からみてもバッグ選びはかなり重要になってきます。
バックパック
バック類は毎日身につけるもので、時には長時間背負うことになります。
適当に買うと使い勝手が悪かったり、安いものを買うと旅の途中で肩紐が切れたり破れてしまったりとトラブルにつながります。
バックパックの選び方
- 使いやすく、丈夫で長持ちし、軽いものを選ぶようにしましょう。
- メインのバックパックの大きさは、一般的に50~60Lがちょうど良いです。
- フタつきのものは防犯上良いうえに、フタに収納が出来るので便利です。
- バックパックのカバーは雨や汚れ、破れの防止、防犯のためにも必ず用意しましょう。
- バックパックを選ぶ際は店頭で実際に背負ってみることをおすすめします。
サブバッグ(ウエストポーチ)
次に街歩きのためのウエストポーチを紹介します。
※荷物の量によってはリュックにします。
常に身体に密着しているので、財布やスマホなどの貴重品入れとして使っています。
また、すぐ必要なものカメラやペン、ノートなんかも入れています。
サブバッグの選び方
- 使いやすく、丈夫で長持ちし、軽いものを選ぶようにしよう。
- ポケットがたくさんあるものが便利です。
- 盗難防止のため、ウエストポーチやサブバッグは必ず身体の前に持ってくることをおすすめします。
お金はまとめて持たず、バックパックのほうにも分けて隠しておきましょう。強盗に襲われた際に差し出す「ダミーの財布」があってもいいです。
- 僕にとって、ウエストポーチに繋ぐのは防犯はもちろんですが紛失防止が主な目的。2ヶ月の旅で、仲間のうち4名がスマホを無くしていますので、この方法はおすすめです。今の時代、スマホがあれば旅が出来るので、無くすとかなりの痛手だと思います。
- サブバックのポケットにロックを掛ける方法もありますが、いちいちロックを外すのは面倒ですし貴重品が入っているのがバレバレ。小さいカラビナなどで、ダブルジッパーをロックするぐらいが安全で使いやすいと思います。
- サブバックくらいならそのまま持ち逃げしたり、カッターで切り裂いたりすることが多いです。
基本の持ち物リスト
ここからは基本的な持ち物をあげていきます。
チェックボックスにマークをつけられますので、準備の際に是非活用してみてください。
ほとんどのアイテムは現地調達可能です。
国によっては手に入りにくい物もあるので、すぐに使いたいものを中心に持って行きましょう。
絶対に持って行った方が良い、重要なものは赤文字にしていますので、参考にしてください。
パスポート 重要 絶対に忘れたり無くしたりしてはいけないもの。有効期限が6か月以上あることを確認する。紛失・盗難に備えてコピーを2枚、パスポート本体とは別の場所に隠しておく。紛失した場合、再発行に時間がかかる場合があるので注意。 |
航空券(eチケット控え) 重要 たいていの場合、eチケットを無くしても飛行機には乗れるので、コピー1枚とスマホの画面保存で充分。 |
クレジットカード 重要
ネットでの航空券や宿の予約に必要。現地のATMでもキャッシングができる。どちらかしか使えない場合に備えてVISA、MASTERが1~2枚あると安心。サインレスの場合も多いので、必ず旅行前にPINコードを確認しておく。 【関連記事】海外へのお金の持って行き方まとめ |
現金 重要
【関連記事】海外へのお金の持って行き方まとめ |
国際キャッシュカード(デビットカード) 現地のATMで現金を引き出すことができるので便利。事前にお金を預けている分だけしか使えないので安心。 【関連記事】海外へのお金の持って行き方まとめ |
海外旅行保険(旅行傷害保険証) 万が一に備えて、加入しておいたほうが良い。クレジットカードの付帯保険では不安な場合は、病気やケガのほか手荷物遅延に対する保障があるプランに加入しよう。渡航先によっては損害保険会社が発行する付保証明が必要な場合もある。確認証を持っておこう。 |
ビザ 渡航先によっては、ビザが無いと入国できない場合がある。事前に調べておこう。ビザが必要な国 |
イエローカード(予防接種) 渡航先によっては、黄熱予防接種証明書が要求される国がある。事前に調べておこう。 |
証明写真(4.5×3.5cm)2枚 現地でのビザ申請時やパスポートを紛失した時の再発行手続きに必要。念のため持っておくと安心。 |
国際運転免許証 現地で車を運転する場合は、国際運転免許証、日本の運転免許証が必要。 |
バックパック 重要
バックパッカーにとってはコレがないと始まらない。路面が悪い東南アジア、アフリカ、南米などはバックパックが活躍する。50~60Lの大きさのものがおすすめ。防犯のため、ジッパーは鍵をかけられるものが安心。
【関連記事】バックパッカー初心者向け!バックパックの選び方まとめ |
サブバッグ 重要
バックパックを預けた際の、待ち歩き用のバッグ。最小限の貴重品を入れる。ポケットが多いほうが小物収納に便利。リュックは必ず体の前に抱えられるものにしよう。
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財布 重要
高級そうに見えるものは避け、ウォレットチェーンを着けておく。防犯対策でダミー用を持ち歩くのも有効。
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ウエストポーチ
ポケットが多く、丈夫なものを選ぼう。デジカメやお財布も、ワイヤーロープかチェーンで繋いでおくのがオススメ。 |
ワイヤーロック・南京錠
南京錠は2~3個用意しておくといい。バックパックのポケットやロッカー、部屋の扉を施錠したりする。 ワイヤーロックはベッドの脚などの動かせないところにバックパックを繋いでおくために使用。安宿に泊まる時は留守中に荷物を盗まれないように、ベッドなど動かしにくい柱に繋いでおく。 |
セキュリティポーチ
服の下(腰)に着けるポーチ。パスポートや高額紙幣などを入れておく。 |
そのほか防犯グッズ
海外では強盗に合う率が高い。お金を持ち歩く手段として一番ポピュラーなのはカード類。腹巻きや、靴の下敷きの下に隠していても、強盗や引ったくりはお見通し。腹巻タイプのマネーベルトや靴の中敷の裏だと、汗でベチョベチョになって気持ち悪いし、お札がグチャグチャになって使い物にならなくなったりします。出し入れもしやすいベルトタイプのカード入れが便利。ベルトのバックルにカードやお札を隠すことができる。 |
スマホ(+充電機) 重要
音楽を聴いたり、カメラ・電卓・目覚まし時計としても使用も可能。 自分の携帯をそのまま海外で使う場合は携帯会社に連絡し、ローミングサービスに加入しよう。電話やデータ通信を使わない場合は「データローミングOFF、機内モード」にします。wifiが使える場所では機内モードを解除し、PCメールやLINE電話、facetime等で連絡を取り合います。 スマートフォンは紛失・盗難にあいやすいので、パンツのベルト通しにワイヤーロープやチェーンなどで繋いでおくと安心。安いタブレットを買って、マップやアプリ、検索などはタブレットメインで使うのが安全かもしれない。 |
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電源プラグ変換アダプター 重要
空港でも使える場合もあるので、日本で買っていくと安心。様々なタイプのプラグに対応できるものがある。事前に渡航先のプラグの形は確認しておこう。
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カメラ(+メモリ&充電機)
機内持ち込みにすると壊れる心配が無い。予備の電池やメモリーカードがあると便利。シュノーケリングなどで使う場合は防水カメラ、アクティビティにはゴープロがオススメ。必要ならば三脚を持参。
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PC・タブレット
海外ではフリーwi-fiスポットが充実しているので、調べもの、写真や動画の管理をしたい方は必要。パソコンは防塵のためのキーボードカバー、持ち運び時の衝撃に備えてパソコンケースがあると安心。 |
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USBメモリ・コンパクトHDD
写真や動画のデータ保管には、ポータブルハードディスクが便利。現地でも購入できる場合があるが、品質に不安がある場合は持参しておくと安心。
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マグライト
小型で安価なものでOK。暗い場所を歩くときや、部屋の照明がおとされた後などに活躍する。自立するものならばルームライトとしても使える。
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腕時計 フライトやツアー時間を確認するのに便利。防犯上、高級そうに見えるものは避け、国によっては見せて歩かないほうが良い。 スマホによっては自動で時差が変わってくれるので、そちらのほうが便利かもしれない。(iPhoneで確認済み) |
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携帯用充電器
ホテル以外ではスマホやパソコンの充電場所が見当たらないこともあるので、モバイルバッテリーがあれば安心。 軽量でコードが内蔵されているタイプが、持ち運びやすくおすすめ。 |
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海外wifiルーター 日本で海外用WiFiルーターをレンタルしておけば、PCやタブレット、スマートフォンを使用してネットができる。どこでもネットにつなぎたい方はぜひ。 |
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延長コード・タコ足
空港や宿泊施設によってはコンセントの数が限られているので、ドミトリー(相部屋)では取り合いになる。購入しておくと便利。 |
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変圧器
最近の電化製品は変圧器不要のものも多いが、念のため事前確認しよう。 |
医薬品 重要 風邪薬、サプリメント、下痢止め、胃腸薬、頭痛薬、酔い止め、バンドエイドは持っておくと安心。現地でも購入できるが身体に合わない場合もある。 | |
コンタクトレンズ(保存液)・メガネ 重要 必要な場合は使い捨てタイプが便利です。保存液・洗浄液を忘れずに。紛失に備えてメガネの準備も。 | |
タオル・ハンドタオル 現地調達可
ホテルに無い場合もあるので薄手のタオルを持っておこう。汗拭きの代わりにもなる。スイムタオルは軽量・吸水速乾で便利。
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歯ブラシ・歯磨き粉 現地調達可
海外のホテルでは備え付けられていない場合も多い。飛行機の中で使う場合は手荷物にしよう。現地調達は可能だが、使い慣れているものがあると安心。
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シャンプー・リンス・ボディーソープ 現地調達可
宿泊施設に用意されていることもあるし、現地調達は可能だが、使い慣れたもののほうがトラブルがなくてよい。携帯サイズのものを持っておこう。
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日焼け止め 女性現地調達可
夏場、高緯度の場所、アクティビティに参加する場合は必須。現地調達は可能だが、肌に合わないなどのトラブルになることも。
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化粧品 女性現地調達可
機内には液体が100mlを超えて入る容器、スプレーは持ち込めないので注意してください。普段使っている物を、100円ショップなどで売っている詰め替え容器に入れて持ち運ぼう。
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洗顔料・メイク落とし 女性現地調達可
メイク落としシートなら機内持ち込みも安心なのでおすすめ。現地調達は可能だが、使い慣れているものがあると安心。
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生理用品 女性現地調達可 現地でも購入できるが、すぐに見つからない場合もあるので、女性の方は念のため数枚持参しよう。 | |
くし・ブラシ 女性現地調達可
海外のホテルでは備え付けられていない場合もあるので持参すると安心。
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カミソリ・つめきり 現地調達可 ホテルには備え付けられていない場合も多いので持参すると安心。現地調達は可能だが、使い慣れているものが良い。機内持ち込み不可。 | |
洗濯ロープ・洗濯ばさみ・粉洗剤 現地調達可
着替えを手洗いすれば荷物の軽量化ができる。持ち運びのことを考えると液体洗剤は不向き。
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虫除けスプレー 現地調達可
ガススプレーは空港で一部規制があるので、リキッドのスプレーが使いやすい。身体に塗るものと、部屋にスプレーするものがあれば安心。
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アイマスク・エアまくら・耳栓
長時間の機内泊、バス泊、仮眠をとる際に安眠できるように用意しておくと安心。耳栓は飛行機での気圧による耳の痛さを低減できる。 |
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圧縮袋・衣類用メッシュ袋
2~3枚あればOK。かさばる服は圧縮して持ち歩こう。 |
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ビニール袋・エコバック・ジップロック 現地調達可
汚れ物、濡れた物、ゴミを入れたり、シャワーに行く際の着替えや、ショッピングの購入品の持ち運びに使える。
また、ジップロックは機内に液体(1個当たり100ml以内)を持ち込む際に必要。透明で何が入っているのかわかるので、バックパックの中の荷物整理にも役立つ。使っているうちに破れることもあるので注意。 |
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トイレットペーパー 現地調達可 トイレットペーパーが無い国もありますので、渡航先によっては必要。現地のコンビニなどでも購入できる。芯を抜いて持ち運び、ティッシュ代わりにも利用可。 | |
S字フック 現地調達可
飛行機やトイレ、シャワーでバッグをかけるのに重宝する。
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トラベルシーツ
汚いベッドはベッドバグ(南京虫やマダニ)が怖いのでこれを使う。床に敷いたりもできる。掛け布団がないホテルもあるので、その際にも役立つ。
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便利ナイフ
ナイフ、ドライバー、ハサミなどがセットになったもの。機内持ち込みは不可。 |
靴 重要
長旅にはビーチサンダルのほかに履きなれたスニーカーなどを持って行く。
東南アジアなどを旅する場合は主にスポーツサンダル。アウトドアのガイドを15年以上行ってきた僕が推薦するのはコレ。ラフティングの仕事を毎日行っている僕達のスポーツサンダルは通常3ヶ月も保たないが、KEENのサンダルなら2年は保つ。ニューポートH2は特にお勧め。サンダルなのに素足をしっかりガードし、今まで使った中でも一番安心感がある。
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上着(防寒具) 重要
かさばるような防寒着は旅中に買ってもいい。寒い国はもちろん、暑い国でも空港や建物内は冷房がきつい場合があるので体温調節に便利。マウンテンパーカーやダウンは軽量で収納時もかさばりにくい。
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着替えTシャツ・ズボン・下着・靴下 現地調達可 渡航先の気候に合わせて用意。こまめに洗濯すれば荷物を減らすことができる。部屋干しになる場合もあるので乾きやすく、シワになりにくいものが便利。教会などはスカート禁止の場合もあるので、行き先によっては長袖、長ズボンは用意したほうがいい。衣類は現地で購入することもできる。 | |
帽子 現地調達可 渡航先の気候に合わせて用意。特に南国リゾートの日射しは強いので注意。夏はツバ付き帽を日差しよけとして、冬はニット帽を防寒として持っていくと便利。 | |
サングラス 現地調達可 渡航先の気候に合わせて用意。紫外線の強い夏は目も日焼けしてしまう。 | |
雨具 現地調達可 突然の雨に備えて、軽量の折りたたみ傘やレインコートを持参。 | |
ビーチサンダル 現地調達可 シャワーを浴びる時や、ルームシューズ代りに。現地で購入できるので無理に持って行く必要はない。 | |
水着・ラッシュガード 現地調達可 リゾートや温泉で必要になる。現地購入が可能だが、女性用水着は薄手でパッドが付いていないものが多いので、パッドとアンダーショーツは持って行くと安心。日焼けしたくない方はラッシュガードがあると良い。 | |
スカーフ・マフラー 現地調達可 寒さや暑さ対策に。大判のものはビーチでも活躍。 |
ガイドブック・会話集 重要
予備知識無く現地に入るのは危険です。事前に読み込んで行きましょう。ガイドブックでは地球の歩き方、Lonely Planetが有名。そのほかの書籍も電子書籍化してPDFで持ち歩くと荷物の軽量化になる。現地の日本人宿でもガイドブックやフリーペーパーをみつけることができる。
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辞書アプリ(電子辞書) 重要
スマホで使えるオフライン対応の地図アプリや会話集・翻訳アプリが便利。出国前に予めダウンロードしておこう。 【関連記事】海外旅行で大活躍の無料アプリ8選!オフラインでも利用可能【保存版】 |
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筆記用具・メモ帳 現地調達可 機内での入国書類や税関申告などの記入、覚え書き、筆談に使う。すぐ取り出せる場所にいれておく。 | |
ポータブルスピーカー
旅中にも音楽を聴きたい(流したい)ときに便利なのがコレ。どこでも使えるポータブルスピーカーをザックに取り付けている。防水性能があり、海辺やプールサイド、山登りでも安心。 |
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日本食
お好みですが、食べなれたものを持っておくと、現地の食事に飽きたときに便利。
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まとめ
この写真は、前回の世界一周の後半の荷物です。出発時に21キロだった荷物が、後半には30キロ以上になっていました。
- メインのバックパックには、着替えや、寝袋、生活グッズなど。
- 胸に抱えているサブバックには、ノートパソコン、お土産など。
- 右手にガイドブック(地球の歩き方10冊)
- 左手にエジプトの太鼓(タブラ)
- ウエストポーチには、財布、デジカメラ、ビデオカメラ、電子辞書などの貴重品。
荷物は少なく最小限に!これが重要です。
- 使いやすく、丈夫で長持ちし、軽いものであること。
- 旅の期間が長ければ長いほど総重量が大きくなりがち。本当に使うのか?現地で調達できるものはないか?を考える。
- 衣服はこまめに洗濯することで荷物を軽量化できる。
- 地図、辞書、ガイドブックはスマホで見れるようにしておくことで荷物を軽量化できる。
- 1から持ち物を揃えるのにはかなりの時間がかかる。余裕を持って準備をはじめよう。
スマホアプリを上手に活用して軽量化しよう!詳しくはこちらの記事で紹介しています。
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