95.みんなで世界一周計画 カナダ編 仲間との再会の巻

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カナダ
ロシアに次ぎ世界第2位の広大な国土を持つカナダ。
雄大な大自然に包まれたこの国は、ロッキー山脈、ナイアガラフォールズ、オーロラが頻繁に見られるイエローナイフなど魅力溢れる自然名所の宝庫である。

人口の大半はアメリカ国境に沿う地域に集中しており、特に中東部のオンタリオ州には多くの人々が暮らしている。
雄大な自然と発展した都市という二面性をもつこの国は治安も比較的良好で旅行がしやすい国である。
トロントはオンタリオの州都で、人口約412万人を擁するカナダ最大の都市。

チャイナタウン、ギリシャ人街、イタリア人街、80以上もの民族コミュニティが集まるエスニックタウンなど、移民の街としても有名だ。またスポーツやミュージカル、グルメも充実している。中でもアイスホッケーは国民的に圧倒的な人気を誇っている。
トロントのランドマーク的存在のCNタワーは通信と観光用に造られた高さ553.33メートルの塔で、市内を一望できる街の人気観光スポットだ。

1カナダドル=約100円 (2007年3月当時)
1カナダドル=現在のレート 
327581078

ナイアガラフォールズ
落差52メートル、幅675メートルのカナダ滝と落差34メートル、幅320メートルのアメリカ滝の二つからなる、世界三大瀑布の1つ。ヘリで上空から眺めたり、水しぶきを浴びながら船上から滝を眺めてみたり、滝の裏側に造られたトンネルから滝を眺めたりと、楽しみ方もいろいろである。
冬場は川が凍るため船は運航しないが、半分凍った滝を陸上から眺めるのもすばらしい。
滝以外にもIMAXシアター(巨大なスクリーンの映画館)やカジノのほか観覧車まで付近にあり数日をかけて楽しむことができる。
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カナダのルートマップ
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仲間との再会の巻

ギリギリの予算で旅をしてきたオラにとって、物価の高いロンドン滞在はたとえ数日でも大きな痛手となり、最終目的地目前の旅の資金に影響してきた。

つらい思いもいっぱいしたこのイギリスから早く抜け出そう。
オラはそういう思いに駆られていた。

イギリス滞在6日目、オラ、マッキー、ダイタの3人は、ロンドンの中心部から南に43キロ離れたガトウィック空港を出発し、約10時間のフライトでトロントのピアソン国際空港に到着した。
現地時間の18時半であった。

そこからはバスと地下鉄を乗り継いで、ダウンタウンを目指した。
オラはバスを待っている間、メルカトル図法の地図を開いた。カナダに移動したことを、自分達の今いる位置を地図上で、目で確認し、最後の国にたどり着いたことを実感してみたいと思ったからである。

オラは、日本を出てから各国へ到着した時に必ず、地図上にルートを赤いペンで書き込み、自分達がどこまで進んで来たのかをチェックしていた。それがオラにとっての楽しみでもあった。

平面地図では、左端にイギリスがあり右端にカナダがある。
そして太平洋をはさんだお隣が母国日本である。イギリスから大西洋を越えてカナダに移動したことで、急に日本が身近に感じられた。

僕らは西へ西へと進み、どんどん日本から離れていったはずなのに、早くも地球を一周し、もうすぐ日本に帰るのだ。
そう思った瞬間、やはり地球はまるかったと、実感した。

「もしかして僕らは地球の自転に逆らうように移動してきたことで、他人より太陽を一回分だけお目にかかれないことになるんかな?」

「じゃぁ、一日分だけ歳をとってないの?……」そんなバカなことを3人で話していたら、なんとも不思議な気分になった。

3月のトロントは、ヨーロッパで経験した寒さよりも、もっともっと厳しかった。
ニューヨークもこの時期寒いのだろうか? オラは、みかりんとようちゃんが無事にニューヨークで合流できたのか気がかりだった。

彼らがニューヨークに到着したという知らせはあったが、二人が出会えたか否かの確認は、まだとれていなかったのだ。
空港からバスに乗り、更に地下鉄に乗り換えダンダス駅に到着した僕らは、ネットで予約していた『ガレージハウス』(一人1泊21ドル=約2100円)を目指して歩くことにした。約20分の道のりである。

それにしても寒い。オラのふところ具合も寒いが、3月のトロントはもっと寒い。
手袋をした手で顔を覆うが、風がきついせいもあり、頬に手袋の生地が触れた感覚が全く感じられない。

街角の温度計を見ると気温マイナス15度。そりゃ寒いはずである。
マッキーとダイタもフードやマフラーで顔を覆い、寒さをしのぎながら無言で歩いていた。

翌日、僕らはイギリスで離れたようちゃんとみかりんに出会うため、ナイアガラフォールズに向かった。
ナイアガラフォールズは、アメリカのニューヨーク州とカナダのオンタリオ州とを分ける国境となっている、しかもニューヨークからナイアガラフォールズは約900キロと近く、僕らが合流するにはもってこいの場所だと思ったからだ。

昨晩も、受信ボックスに期待したみかりん、ようちゃんからのメッセージはなかった。
何故連絡がないのか。 
まさかトラブルに巻き込まれたんじゃないかと、オラは心配になった。
彼らには、ロンドンの宿で予約したナイアガラフォールズの宿の住所と合流日時を、送信していた。

ヒースロー空港でみんながバラバラになった時には、もうみんなと会えないかもしれないという一抹の不安もよぎったが、再会できると信じた。

ようちゃんもみかりんも、絶対僕らに早く会いたいと思っているはずである。
だからきっとまた逢える。

長い間一緒に旅して来た仲間の絆は、オラにそんな希望と信頼を植え付けていたのであった。
そんな想いを胸にトロントからバスに乗り込み、約2時間後にナイアガラフォールズのバスターミナルに降り立った。
僕ら3人は、そこから約2キロ先にある『ライオンハウス』(一人1泊22.5ドル=約2250円)に向かった。

そこで、ようちゃん・みかりんと合流するのだ。僕らは、ひっそりとした住宅街をひたすら歩き続けた。
しばらくすると、真っ白な建物にライオンの顔のイラストが描かれた宿を見つけた。

どうやら『ライオンハウス』に到着したようである。
約束の時間より早めに宿に到着した僕らは、部屋で彼らが来るのを待つことにした。

フロントでマッキーが受付手続きをしてくれている間、オラは、遅れてきたふたりが部屋のドアを開けた瞬間に、どう声をかけようかと考えていた。

久しぶりということもあり、少し照れくさい気持ちもあったので、最初に発する言葉には何かギャグでもと思い、色々考えた……。

主人が部屋に案内すると言ったので、とりあえず部屋に荷物を置いてから出迎えのことを考えようとオラは決めた。
201号室を案内され、オラは部屋のドアをガチャっと開けた。

そこには、あの懐かしいようちゃんとみかりんの姿があるではないか。
ふたりは、オラの予想より早いバスに乗っていたので、僕らより先に到着していたのだ。

「来ちゃった……」不意をつかれたオラは何を言っていいか分からず、思わずわけの分からない言葉を発してしまった。

「おかえり」とみかりんは、満面の笑みでそう言った。
ようちゃんは、僕らに話したくてたまらなかった思いを吐き出すかのように、「見て、見て!!」とニューヨークで撮った写真を嬉しそうに僕らに見せてきた。

たった1週間離れ離れになっただけなのに、まるで一年ぶりに再会したかのような懐かしさを感じた。
今まで四六時中一緒にいたからか、僕らはいつの間にか、友達を越えて戦場で共に戦った戦友のような濃密な関係になっていたのだ。

再会した瞬間の感激が大きかったせいか多くの言葉はあまり必要としなかった……。
いつも一緒にいれば、互いに何も感じる事はない。

ヨーロッパでの観光は、みんながバラバラに行動していたので、一体感も無いように感じたが、気づけばいつも近くにいた仲間がそこにいない。

その現実に直面した時、初めて仲間の存在の大きさに気づいた。
仲間それぞれの言葉や行動が、オラにとって癒しになっていたのだ……。

「やっぱ、みんな揃ったら落ち着くし安心するなぁ」ようちゃんが、朗らかな表情で言った。

みんなもオラと同じことを考えているようだ。
忘れかけていた絆が戻り、ホッとしたような安心感が生まれた。

ちなみに、メールの返事がオラに届かなかった理由は、ニューヨークの宿のネット環境が良くなかったのと、ようちゃんとみかりんが泊まっていた宿周辺で発砲事件があり、安易に外に出歩けなくなったため、ネットカフェにも行けなかったの…だそうだ…。

この日、僕らは再会を祝して、食事と夜のナイアガラの滝のライトアップを見に行った。
仲間との再会を祝う場としては最高のシチュエーションだ。

この時期のナイアガラの滝は半分凍っており、冬ならではの景色を味わえる。
それにしても、長時間外にいるのは非常に寒い……。

落ちていたリンゴが凍ってしまうぐらい寒いのである。
そのリンゴで僕らはサッカーをしながら歩道を歩いた。
そしてリンゴが道路に飛び出した瞬間、クッシャ! っと車に轢かれてしまった。

ようちゃんは、潰れたリンゴに近づいていったかと思うと、いきなりパクッと口に入れて「シャーベットや!」と喜んでいた。

みかりんはそんなようちゃんに対して「やめなさい!」と冷静に注意する。
そんな微笑ましい光景を見て、オラはまたホッとするのだ。

外の空気は冷たかったが、オラの心の中はとても温かであった。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ABOUTこの記事をかいた人

いざぽん(代表)

2016年11月~2017年4月までの約半年間、仲間を募って中南米一周してきました。 夏のシーズンは、アウトドアクラブNuts(ラフティングカンパニー)の代表を務めています。オフシーズンはアウトドア系社会人サークルのイベント(ボードツアーなど)行っています。また、ラフティングトレーニングやアウトドアの遊びの研究をするため、海外に出かけたりしています。 旅やアウトドアに興味がある方はぜひお友達になりましょう♪